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公開日:2011.02.03
綱島の歩みを一冊に
商店街協同組合が限定一般発売
七夕まつりで賑わう街中、道の路肩に落ちてしまった路線バス―。綱島商店街協同組合(中森伸明理事長)が、組合創立50周年を記念して約3年前から製作してきた冊子が昨秋完成し、今年1月から一般向けに数量限定で販売されている。
2007年に創立50周年を迎えた同組合。その際、これまでの活動や綱島での出来事を記録に残したいとの思いから、記念誌づくりが始まった。約3年の製作期間を経て、昨年9月に完成。当初は組合員や行政関係にのみ配布していた。しかし、記念誌の存在を知った一般の人から「私も欲しい」との声が寄せられるようになり、先月から数量限定(1冊2500円・A4サイズ)で販売中だ。
読みごたえのある誌面にするため、当時の懐かしい写真を多用することを心がけ、組合員などから過去の資料を収集。「この作業に一番時間がかかった」と話すのは、監修を務めた発行責任者の中森理事長。「多くの方にご協力いただき、当時の記憶を思い出してもらいながら作った」。
今はなき祭りも
同誌には、組合の歴史と世の中の出来事を照らし合わせた年表や、催事・イベントの開催歴、そして「少し懐かしい写真展」「懐かしの写真展」のコーナーなどが計68ページで構成されている。
「少し懐かしい写真展」では、綱島サマーフェスティバルや桜まつりの様子、そして現在は終了してしまった七夕まつり(〜1991年)や鶴見川花火大会(〜2000年)など、約40点の写真が掲載されている。「懐かしの写真展」になると、1940〜60年代の白黒写真や地図など約50点が掲載。当時の商店街の風景や、かつて温泉街として栄えた綱島の旅館街などの様子を、現在の街並みと照らし合わせながら紹介。また、大雨で水害に見舞われてきた綱島が水浸しになっている様子や、現在の子母口街道と思われる道で東急バスが路肩(ぬかるみ)に落ちた写真など、今の綱島からはイメージできないものも多数掲載されている。
歴史感じるエピソード
同コーナー内には「愛の1円玉講堂」のエピソードも(=写真下)。1955年頃、綱島小学校は教室不足で二部授業を行っていたため、雨の中をぬかるんだ運動場で辛抱強く待っている児童や保護者がいた。そこで、故中村忠右衛門氏の提案により建築費の一部として家庭で眠っている一円玉を収集。かつて東京園のボイラーマンとして働いていた歌手の故三橋美智也氏が講堂で公演した収益を全額寄付するなどして、”善意の贈り物”の講堂が完成した(綱島小旧体育館)。中森理事長は「三橋さんがいかに綱島を愛していたか伝わる」と話す。
同誌は、先月下旬の時点ですでに数件の申込みがあり、在庫は残りわずか。問合せは事務局【電話】045・531・0828。
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