港北区 人物風土記
公開日:2023.08.03
綱島音頭の振り付けを指導し、継承に尽力している
吉田 靖代さん
綱島台在住 53歳
行動力は誰よりも
○…およそ70年の歴史をもち、現在も地域の祭りや運動会で踊られている「綱島音頭」。その踊りを指導し、継承に尽力している。民謡歌手の木津かおりさんと協力し、木津さんバージョンの音源も作成した。一方で、港北区唯一の阿波踊り連「港北あわ連」にも所属。「音楽がかかると、自然と体が動き出しちゃう」と満面の笑みで語る、無類の踊り好きだ。
○…綱島音頭に関わるきっかけになったのは、日本大学で日本舞踊を教えていたおじ。綱島音頭の振り付けをしたらしいと聞き、「それだけで愛着が湧いた」という。「もう亡くなってて、本当かわからないけどね」と肩をすくめる。踊り手の高齢化が進み、ちょうど今が代替わりの時期。せっかくあるものを廃れさせたくない、と学校や自治会で教え始めた。
○…綱島の商店街で生まれ育った。「ずっとここにいる。よっぽど好きなんだろうね」としみじみ。地元愛は人一倍だ。子どものころバレエを習い、20代で阿波踊りとジャズダンスを始めた。さらにスクラップブッキングにはまり、現在の仕事はアルバム・アドバイザー。モットーは、「思い立ったらすぐ行動」。「一度きりの人生で損をしたくないから、やりたいことは全部やる」と話す。そんな行動力の源は、昔から変わらず活躍している憧れの存在、松田聖子さんだという。
○…盆踊りの良さを尋ねると、「子どもからお年寄りまでみんなが踊れるなんてすごいでしょ」と声を弾ませる。今年は綱島盆踊り大会をはじめ、各地区で中心になって指導しているそう。目標は、「夏といえば綱島音頭」と言われるぐらい地域の人に知ってもらうことだ。「みんなに楽しんでほしい。そのために、まずは自分が笑顔で楽しく踊ることかな」
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