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公開日:2026.06.11
高校陸上県総体 区内3校が南関東へ 8種目で目指す高校総体
「第64回神奈川県高校総合体育大会」が5月9日から17日まで、横浜市三ツ沢公園陸上競技場=神奈川区=で行われ、中央大学横浜中学校・高等学校3年の海田悠貴さんが男子5000m競歩で優勝した。海田さんをはじめ、区内3校から個人・リレー種目合わせて8種目で、6月12日(金)から茨城県で開催される南関東大会に出場する。
中大横浜
海田さんは2位以下を大きく引き離し、県総体で初優勝。「県王者」として南関東に挑む。昨年は高校総体(インターハイ)出場まで「あと一歩」のところまで迫ったが惜しくも失格。苦汁をなめた。今回は「強い気持ちで攻めつつ、余裕のあるレースをしたい。目標はインターハイでの入賞」と先を見据える。
同校では同じ競歩の女子5000mで、石毛海帆さん(3年)が2位、高橋野乃さん(3年)が4位に入賞した。石毛さんはこの1年でペース配分や体力を磨き上げ、実戦などを通し成長を実感しているという。「焦るとフォームが乱れてしまい、反則になりやすい。大会本番では常に意識しつつ、自分の力を発揮したい」と意気込む。高橋さんは昨年、インターハイにも出場。2年連続の期待がかかるが、5月中旬に腰にケガを負った。「不安もあるが、インターハイに出るために全力で挑む。県大会では失格になることを恐れ過ぎたので、南関東ではタイムを早めることも意識する」と前を向いた。
川和
川和高校は、女子三段跳で齋藤葵さん(3年)が決勝で自己ベストの11m95を出し、2位に入り、表彰台を射止めた。また女子4×400mリレーで渡邊菜音さん(3年)、赤峰菜月さん(3年)、笠原一華さん(3年)、尾引悠歩さん(3年)、荒井仁琴さん(3年)、上川扇依さん(2年)でメンバーを組み4位に入賞した。
齋藤さんは「決勝は『絶対やってやる』という思いで挑んだ。自然と予選までの緊張がなくなり、自分の力を出せた」という。「最初のホップでは誰にも負けない。最後のジャンプを伸ばして、南関東では自己ベストを12m台に伸ばしたい」と拳を握った。
リレーは、予選と決勝で走るメンバーを入れ替える作戦で臨んだ。「誰が走っても速い」メンバーが揃ったからこそできた思い切った戦略が、功を奏した。「『エース』こそいないが、皆全力で自分たちの役割を全うできる」のが強み。昨年は予選敗退となった南関東大会を乗り越え、インターハイを目指す。
荏田
荏田高校は女子100mの仁谷美咲さん(3年)と女子400mハードルの前田のどかさん(3年)がそれぞれ個人種目で6位に入賞。仁谷さん、前田さんに、太田羚貴(しあな)さん(3年)、阿部遥風(はるか)さん(3年)で臨んだ女子4×100mリレーが6位、仁谷さん、前田さん、阿部さんに押切紗也加さん(2年)、市川希さん(2年)で出場した4×400mリレーが5位で南関東に進んだ。
また男子も堀雄人さん(3年)、住吉翼さん(3年)、大野秀斗さん(2年)、三浦伊織さん(2年)のメンバーで臨んだ4×400mリレーで5位に入賞。同校の歴代4位の記録で、2022年以来4年ぶりに南関東大会出場を決めた。
女子のリレーは昨年、100m、200mで2冠に輝き、インターハイにも出場した「エース」が卒業。その穴をチームワークで補い、勝ち上がった。個人種目を含み3種目に出場する仁谷さんは「自分の力を出し切りたい」と意気込む。前田さんも「今以上の力を出せるように走りたい」と決意を語った。男子リレーチームは「荏田高校記録を大きく塗り替えて」のインターハイ出場を大きな目標に掲げる。
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