昨年の旭区誕生50周年記念式典で、7人の区民が区政功労者特別表彰を受賞。ここでは受賞者の横顔を紹介します(一部辞退者除く)。
旭区が誕生するより前の1963年に創立した(株)坂本興業の創業者。消防、警察、法人会などの団体でも役職に就き、地域に長年貢献している。
二俣川の地で瓦屋として始まった同社だが、時代の流れに合わせてさまざまな事業を展開してきた。東京出身で旭区にゆかりはなかったが、「右も左もわからない中、地域の人には本当にお世話になった」と振り返る。土木・建設業を中心に多くの公共事業を請け負い、その後は不動産業や葬祭業などでも地域経済に貢献。90年代にはブームとなったカラオケボックスをいち早くオープンさせたり、保土ケ谷バイパス沿いにあったテーマパーク「恐竜の森」を管理していたのも同社だ。
事業を広げる一方、地元向けのイベント企画・協賛といった地域に根差した取り組みを長年にわたって続けている。その中でも大きなイベントの一つが、2014年の演歌歌手・北島三郎さんらが出演したコンサートで、新都市ホール(西区)に約3千人の地域住民を招待して大盛況となった。「地元が一番大切。これまでお世話になった地域のために、ボランティアで恩返しができれば」。仕事とボランティアを通して、これからも地域を支えていく。
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