星槎高校=若葉台=を拠点に活動するNPO法人「創作和太鼓集団 打鼓音」(渡邊晃伸代表)が、5月3日と4日に旭公会堂で公演を行った。地域住民や後援者らに向け感謝の気持ちを届けることが目的。躍動感あふれる太鼓の音色で、無病息災を祈念した。
3日に開催された「打鼓音感謝祭」にはメンバーの壱太郎氏や打鼓音ジュニア、派生チームの華音が出演した。メンバーらはいきいきとした表情で演奏し、会場を魅了していた。また、演奏の合間には来場者参加型のじゃんけん大会が催され、プレゼントが贈呈される場面も見られた。
4日の「和太鼓成果発表会」は、新型コロナウイルス感染症による2度目の緊急事態宣言の影響で3月から延期になっていたもの。感染防止対策として午前と午後に分かれて実施し、和太鼓教室の受講者が演奏に臨んだ。キッズからシニアまでの多世代が参加し、1年間の練習成果を披露。演奏後には各講座から選出された出演者に敢闘賞が授与された。渡邊代表は「発表の場がない今、文化継承や目標となる発表の場を作り、生きがいを感じられる環境を作っていきたい」と話す。
全国に名を馳せるチーム
打鼓音は2006年に創設され、数々の和太鼓コンテストで入賞を果たしてきた名門チーム。結成翌年には東京国際和太鼓コンテストで世界3位の好成績を記録。11年からは5年間連続で、太鼓祭大宮ソニックシティ日本一決定戦において3度の優勝と2度の準優勝を獲得してきた。
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