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公開日:2025.10.23

左近山SC月1イベント
26日に節目の「100回」
地域活性化目指し継続

  • チラシを手に来場を呼びかける青木会長(右)と商店街会員の諸根夕子さん

  • 多くの人で賑わうまつり※写真は過去の様子

 旭区の左近山ショッピングセンターによる月1回のイベントが、10月26日(日)の「秋まつり」で節目の100回目を迎える。地域活性化や商店街振興を目指して10年近く前から続けてきたもので、青木栄一会長は「会員やボランティアスタッフ、地域の方々の協力があってこそ」と感謝の気持ちを抱く。

 同センターは左近山団地の一街区にある商店街。1968年に発足し、現在は物販店やスーパー、飲食店、クリニック、健康・美容店など約20店舗が加盟する。

 「月イチ・イベント」は左近山連合自治会の後援を受けて、6月と12月をのぞく年10回、主に毎月第4日曜日に開かれている。7月は「地域で一番早い夏祭り」として第1週の金・土曜日に行われており、2日間の来場者数は約1万5000人と大いに賑わう。

 青木会長によると、第1回目は商店街プロレスが行われたという。現在では模擬店が多数出店し、夏に花火、秋にはハロウィーン、1月にはどんど焼きなど季節に合わせたさまざまなプログラムを企画している。音楽ステージも特徴の一つで、地域のバンドや左近山中学校の音楽部、和太鼓やダンス、舞踊などのグループが登場する。「出演したい」と打診されることもあり、地域住民らにとって身近な発表の場になっている。

 「初年度は一から企画を考える必要もあり、苦労しました。毎月続けて、気づいたら100回目になっていましたね」と青木会長。「次は何をやるの」とイベントを楽しみに待つ住民らの声が、大きな励みになっているという。  

秋の音楽フェス 

 100回目となる26日の「秋まつり」は午前11時から午後3時まで開催(雨天中止)。「秋の音楽フェス」と題してバンドなどが出演するほか、横浜国立大学の民謡研究会合唱団(11時〜)やフラダンスグループ「Hula halau o Kauikeolami」(0時30分〜)も登場する。恒例の三輪車レースでは、新たなマシンがお披露目。また、ハロウィーンのフォトスポットも設けられる(11時〜2時30分)。

 「ショッピングセンターは店舗に囲まれており、小さなお子さんも安心して遊べる場所」と青木会長。「祭りは多くの人が集まるため、新しい友人や仲間とも出会えます。ぜひ遊びに来てください」と呼びかけている。イベント詳細は同センターホームページ。

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