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公開日:2026.09.17
旭消防 マタニティマーク作成 母子守る一助に
旭消防署は、妊産婦の安全確保を目的に、オリジナルデザインのマタニティマークをこのほど制作した。災害や緊急時に妊娠中であることを周囲や救急隊へ迅速に伝えるほか、妊娠中や乳幼児期に起こりやすい事故・けがの予防啓発につなげる狙いがある。
迅速な救急を
制作の背景には、妊産婦が抱える不安や救急搬送時の課題がある。マーク制作に携わった同署の門倉平さんによると、妊産婦の約3割が周囲への気兼ねなどから既存のマークを「付けづらい」と感じている実態があったという。
また、救急現場において外見で妊娠中と判別できない場合、産婦人科の確保や適切な搬送先病院の選定に時間を要することが課題となっていた。
門倉さんは「妊娠中か否かの判別は重要な情報であり、救命のためのツールになる。消防局全体で妊産婦を守るというメッセージを込め、安心・安全を実感できる環境をつくりたかった」と語る。今回のマークは消防車と救急車の中央にマークを配した仕様となっている。
同事業に協力した、生活協同組合ユーコープかながわ県本部の宮崎泰成さんは「地域住民が安心して暮らせるよう、消防署と協力して妊婦や赤ちゃんの安心安全に貢献したい」と思いを話す。
イベントで配布
9月9日に二俣川で開催された「旭区救急フェア2026」内の「ケガ予防に特化した両親教室&防災指導」では、参加者にマークが先行配布された。保土ケ谷区から参加した妊娠7カ月の20代女性は「街全体で守られていると感じる。自分と子どもを守るために活用したい」と話した。
同署は今後も啓発活動を通じ、妊産婦を支援するとともに、防災指導の強化により救急件数の減少を目指す方針だ。
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