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公開日:2026.09.11

江ノ電鵠沼駅 「住み続けたい街」初の1位 自然と人の温かさが人気後押し

  • 落ち着いた住宅街に立地する江ノ電鵠沼駅=8日撮影

    落ち着いた住宅街に立地する江ノ電鵠沼駅=8日撮影

 (株)リクルート(東京都千代田区)が9月1日に発表した「SUUMO住み続けたい街ランキング2026首都圏版」で、江ノ島電鉄線の鵠沼駅が調査対象の約1千駅のうち、初めて総合1位を獲得した。同駅は前回の2024年調査時の7位から順位を上げ、東京都心のエリアを抑えて首位に上り詰めた。

 同ランキングは、1都4県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城)に居住する20歳以上の男女を対象に実施したWEBアンケートを集計したもの。「お住まいの街に今後も住み続けたいですか」という設問に対し、0から100点までの10点刻みで評価した平均点を算出した。同駅は平均87・86点を記録した。

 同駅の魅力については「外国人、他地域からの出身者など多様な人がなじみやすい」「自分のお気に入りの場所や風景がある」「散歩・ジョギングしやすい」「住民がその街のことを好きそう」「この街らしさに愛着を持てる」といった意見が多かった。

 結果を受け、江ノ島電鉄(株)の担当者は「藤沢という主要駅にほど近い場所にありながら、海や境川に近い穏やかな住宅地で、自然と暮らしの距離が近い街。日常の暮らしと自然環境との調和が感じられる地域として多くの人に魅力を感じてもらっているのではないか」と背景を分析する。

利便性と安心感

 高評価の背景にある住環境は、地元の住宅事業者も納得している。90年以上にわたり湘南エリアの家づくりに携わってきたサンキホーム(株)の木本己樹彦代表は、鵠沼エリアを選ぶ顧客の傾向を「都内や他県から移住してくる共働き家族が多い」と説明。「海や大山、箱根などの自然が近く、都内へのアクセスも良い。静かなエリアで土地がフラットなため自転車でどこでも行ける。田舎でも都会でもないちょうど良いバランスで、住んでいる人が温かくあいさつをしてくれる顔の見える関係があり、安心感がある」と解説する。

市内各駅も上位に

 同ランキングでは、藤沢市内から他に湘南海岸公園駅、柳小路駅(いずれも江ノ島電鉄線)、鵠沼海岸駅、本鵠沼駅、片瀬江ノ島駅(いずれも小田急江ノ島線)、辻堂駅(東海道本線)も、上位150位内にランクインした。また、自治体総合ランキングでは藤沢市が19位となった。

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