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公開日:2026.09.03

横浜隼人女子バレー 粘りでつかんだ日本一 インハイ、創部初の快挙

  • 全国制覇を喜ぶ選手たち※部より写真提供

    全国制覇を喜ぶ選手たち※部より写真提供

 インターハイのバレーボール女子決勝が8月に滋賀県で行われ、横浜隼人高校(瀬谷区阿久和南)が、初の全国制覇を達成。持ち前の粘り強さを武器に、強豪との相次ぐ接戦を制して頂点に立った。

 今年の横浜隼人は昨年度チームの主力だった現3年生が残り、高い安定感を誇る。セッター瀧澤咲羽(さわ)選手を中心にどこからでも得点できる攻撃陣と、リベロの杉原南美(みなみ)主将を中心とした堅守を特徴とする。

 選手たちは今年1月の春高バレーで目標のベスト4に届かなかった悔しさをバネに、日本一を目指してハードなトレーニングを続けてきた。これまでに、県の新人戦とインターハイ予選を優勝するとともに、私学の全国大会で準優勝、関東大会で3位と着実に結果を残してきた。

準決・決勝で逆転劇

 インターハイの準決勝(vs金蘭会・大阪)と決勝戦(vs東九州龍谷・大分)は、いずれも第1セットを落としながら巻き返す逆転劇となった。また、奪った全てのセットがいずれも2点差という驚異的な勝負強さを発揮した。

 特に決勝戦は、隼人にとって初の5セットマッチ。第1セットは大幅なリードを許すものの、終盤に連続得点で反撃の足がかりを築く。第2セット以降は粘り強さでラリーを制しながら、3セットを連取して頂点に。大会前のハードな走り込みで培った体力とメンタルで、全国の強豪校を上回った。

 「スーパースター不在でも、同じメンバーで積み重ねてきた安定感があった」と佐藤喜一郎監督。「苦しい練習を乗り越えてきた成果が実を結び、粘り強く戦う隼人のスタイルを証明できた」と選手たちを称えた。

 大会ベスト6にも選ばれた杉原主将と瀧澤選手は、「優勝した瞬間は実感が湧かなくて」と口を揃える。表彰式や友人などからのメッセージで、快挙を達成したことを実感したという。

 杉原主将は優勝の要因について、「チームワークの良さが優勝につながりました。大会を通して成長できました」とコメント。瀧澤選手は「1年の頃からずっと一緒に取り組んでいる仲の良さと修正能力が強み。日頃の練習でメンタルが鍛えられていたので、焦らずいつも通りのプレーができました」と振り返った。

目指すは全国三冠

 今後の目標は、秋の国体と冬の春高バレーを制する「全国三冠」だ。「レシーブやサーブの細かい精度を高め、ミスを無くして練習から全員でもっと高みを目指していきたい」と杉原主将。瀧澤選手も「他校も打倒・隼人で挑んでくると思うので、現状に満足せずに、さらに上を目指して三冠を狙いに行きたい」と意気込む。

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