横浜市ＰＴＡ連絡協議会の総会が６月14日、関内ホールで開催され、市内優良ＰＴＡとして岡津中学校ＰＴＡ（嘉山陽一会長）が表彰された。

　同校ＰＴＡは約10年スパンで多くの課題（当初「学校が荒れている」という評判が定着していた）に対し、学校と地域、ＰＴＡが一丸となり改善に取り組み、その成果がここ２〜３年で形となって表れていることなどが評価された。

　ＰＴＡの学校美化活動が市道路局「ハマロード・サポーター交流会」で林市長から感謝状を受けたこと、同校の成島征宏生徒指導専任教諭が文科省優秀教員に選出されたことも評価対象となった。

　嘉山会長は同校の部活動加入率が昨年度９割超となり、全運動部の活動が市内１４８校中で総合５位となったことが、同校の課題改善を示す最大の成果の１つとして位置づけている。

　嘉山会長は「諸先輩含め長年にわたる地道なボランティア活動が評価されて大変うれしい。受賞によりさらに岡津中学校の評判が上がることを期待している」と受賞を喜び、「ＰＴＡ活動の効率・省力は簡単にできることで、大切なのはお互いさまの精神で地道にボランティア活動をさせていただくことだと自負している」とコメントした。