泉区役所では今年3月から、外国人避難者の受け入れや避難生活支援を行う際のコミュニケーションツールとして、音声翻訳機の「ポケトーク」を配備している。普段は区役所本庁舎で保管し、必要時に貸し出す形を取る。
音声翻訳機の導入は、日本語の分からない外国人にもきめ細やかな災害時対応ができないかという声に応えたもの。県営いちょう団地など外国人住民が多いエリアでの活用を想定しており、団地がある上飯田町内の4つの地域防災拠点(指定避難所)と災害対策本部用に5台を配備した。
もともと横浜市では全ての地域防災拠点に10カ国語で書かれた紙製の多言語表示シートを配備。「このトイレは使えません」「ここで携帯電話の充電ができます」など様々なシチュエーションでのフレーズが書かれている。とはいえフレーズに限りがあることから、区では70言語以上で会話をそのまま翻訳してくれるポケトークの導入により、親身なサポートが可能になるとしている。
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