県政報告 「かながわ旅割」で地域経済活性 神奈川県議会議員 田中しんじ
神奈川県議会第3回定例会は昨年12月17日に一般会計補正予算など30議案を可決し閉会しました。12月補正の事業のひとつが、観光需要喚起策としての県内旅行割引キャンペーン「かながわ旅割」です。
2月1日から3月10日まで実施予定の「かながわ旅割」。具体的には、旅行代金1万円以上で5000円割引、6000円以上で3000円割引、3000円以上で1500円が引かれます。
クーポンについては旅行期間中に土産物店や飲食店で利用が可能なもので、旅行代金1万円以上で2000円分、6000円以上で2000円分、3000円以上で1000円分が付きます。クーポン利用可能店の募集は今後実施予定です。
宿泊旅行のほか、鉄道事業者が販売する企画切符のような日帰り旅行商品も対象です。国の「GoToトラベル」との併用はできません。神奈川県民に加え、近隣圏域の居住者も対象です。他県でも今後、神奈川県民が利用可能な同様の割引制度が実施見込みです。
1月31日まで実施中の県民限定の県内旅行割引「かながわ県民割」と合わせて、落ち込んだ地域経済回復のためにもぜひ県内旅行を楽しんでいただきたいところですが、制度の対象期間が1カ月程度と非常に短いことが残念です。県には期間延長の検討を働き掛けていきたいと思います。
新しい年が始まりました。今年も引き続き、感染防止対策と経済対策との両立を進めます。
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