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NPO法人化10周年を迎える「ふらっとステーション・ドリーム」の理事長 前田 利昭さん 俣野町在住 75歳

掲載号:2018年3月8日号

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「地域交流」縁の下で支える

 ○…深谷台地域のドリームハイツに隣接する地域交流拠点「ふらっとステーション・ドリーム」が、今春NPO法人化して10年目を迎える。ボランティアの主婦による手作りランチの提供や講座など、長年”憩いの場”として親しまれてきた。「ハイツの住民たちを中心に、年間1万人以上が訪れてくれる。もっと盛り上げないと」。節目に向け、気合いを入れる。

 ○…運営に関わり始めたのは8年前。当時、母の介護をきっかけに学んだ知識や情報を、自らも住むハイツの自治会内で発信していた。その姿を見た前理事長に「うちでも活動しないか」と誘われたのがきっかけ。「たくさんの人が集まるこの場所でなら、もっと住民の役に立てるかも」とすかさず立ち上がり、以降、スタッフと試行錯誤しながら様々な事業を企画してきた。そして3年前、周囲の推薦で理事長に就任。ハイツの「自分たちのまちは自分たちで」という自立精神に共鳴し、拠点ではこのポリシーに即した住民の居場所づくりに奮闘してきた。「みんながここで羽を伸ばしてくれたら」と住民間の交流を縁の下で支える。

 ○…ハイツに住み始めたのは働き盛りの30代の頃。「周囲は自分のような所帯持ちばかり。子どもがたくさんいて大賑わいだった」と懐かしむ。今では、巣立った若者が孫を連れて帰って来ることも多い。「うちでも、間もなく大学受験を終える孫が遊びに来る。合格したらお祝いしないと」と話し、優しい祖父の顔を垣間見せる。

 ○…昨年から共稼ぎの家庭を応援する「親子食堂」を始動。「温かい食事を通して多世代で交流を深めてもらえたら」と願う。また、今までの活動が評価され、この1月には地方の新聞社などが主催する「地域再生大賞」でまちづくりの模範団体にも選ばれた。「今後も地域に必要とされるよう、自分たちに何ができるか考え、実践していく」。その思いを胸に、奔走する。

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