第234回 男のおしゃれ学 「カラオケの上手な人」パリ本部FIMT国際デザイナー中嶌 敏男
バス旅行や宴会の席でカラオケ上手な人がいる。こんな人たちの共通点は数曲に絞って毎度おなじみの曲を繰り返して歌っていること。広く浅く狭く深く、そして自分の声質に合った選曲が実に見事である。
歌う姿勢良く、顔の表情良く、腹式法で歌っている。一度息を全部出して首を手前に引きながら口と鼻から息を吸い込んで少しずつ息を出して歌えば声も伸びる。稽古場で上手な人の真似をすれば、その人の欠点まで真似てしまう。
自分の声質に合った選曲を見つけて、先生の目を見て表情や口の開き方を教わることが大切だ。どんな歌にも一カ所盛り上げて歌うという必ず聞かせどころがあるはずだが、決して高く歌うところを裏声で歌ってはならない。稽古をすれば高い声も出るようになる。皆で合唱では上手にはならない。自分の声質に合った指導法が大切だ。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月18日