お口の健康塾 Vol.11 食べ物の飲み込みと誤嚥(ごえん)
前回までは口腔内の原因不明の疼痛やむし歯、義歯についてお話しました。ここからは“誤嚥”のお話です。
口腔は「食事」と「呼吸」の入り口です。食べ物と空気は、喉の奥にある弁で食道と気道に分けられます。しかし、2つの機能を持つことで人間は“誤嚥”という危険を持つようになりました。
筋力低下や脳卒中などの後遺症により、喉の奥の弁がうまく働かず食べ物が気道に入ると“誤嚥”を起こします。通常は誤嚥するとむせ込んで食べ物を排出しようとします。これは“異物”を排除しようとする立派な免疫反応です。つまり“誤嚥”=“肺炎”ではありません。食べ物や細菌が肺で炎症を起こしたものが“誤嚥性肺炎”となります。当然、唾液にも大量の細菌が含まれますので、“唾液誤嚥”でも肺炎の可能性はあります。
むせ込みや喉の詰まりが気になる場合は、まずはかかりつけの担当医にご相談ください。
当院ではお一人での外出が困難な方を対象に、訪問歯科診療を行っております。むし歯や歯周病、差し歯、入れ歯、摂食嚥下機能評価(内視鏡検査)をご自宅で行っております。まずはご相談ください。
原宿わたなべ歯科診療所
戸塚区原宿3-8-6二八五番館1階
045-443-5519
http://hwdc2015.com/
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4月18日