秦野 人物風土記
公開日:2026.05.29
秦野市農業後継者クラブ「秦友会」の会長を務める 尾澤 宏樹さん 南矢名在住 24歳
”うまいミカン”継ぐ5代目
○…秦友会は農業後継者などが集まる組織。これまで実施してきた秦野市役所前の花のプランター設置や、農業経営士による幼稚園児とのサツマイモ体験の手伝いは継続。これに加え、今年度はJAはだの本所横に新設された「はだのコモンズ体験農園」の一角を借りて、16人の仲間でひまわり畑に挑戦している。「じばさんずに寄った人にも、少し足を伸ばして見てもらえたら。夏の開花に向けてきれいに咲くようみんなで頑張っています」と笑顔を見せる。
○…代々続くミカン農家に生まれ、残る記録によれば自身で5代目となる。大根小、大根中、向上高校を卒業後、かながわ農業アカデミーに進学して2年間技術を学んだ。コロナ禍をきっかけに「祖父が元気なうちに技術を学ぼう」と決意し、2020年に就農。現在は「オレンジフルーツガーデン尾澤」の屋号で、ミカンを中心とした柑橘類やキウイフルーツをじばさんずや地元のスーパーに出荷する。ミカンの木の老木化や昨今の気象事情など苦労はあるが「自分で育てたものを食べて、うまかった時が一番うれしいっすね」
○…秦友会に入会したのも就農の時だ。祖父から「横のつながりがあったほうが良い」と勧められて入ったが、今では「いろんな話が聞けて楽しいし、勉強になる」と話す。果樹農家では畑を耕す機械を使うことはないため、今回のひまわり畑作りでは野菜農家の仲間などから使い方を教わったという。
○…今一番挑戦したいことは、シャインマスカットの栽培。ブドウ農家からアドバイスをもらい、昨年植えたそう。今年は待望の収穫ができる予定で、「初めは家族で味見する程度だと思いますが、うまくできるか楽しみです」と声を弾ませた。
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