戸塚区・泉区 文化
公開日:2026.06.25
戸塚区在勤・中村さん 500Km初完走 「健康に長く走り続けたい」
戸塚区原宿の「なかむら整骨院」で院長を務める中村敏久さん(43)が、このほど開催された「川の道フットレース」の日本横断コース(516・2Km)を106時間10分18秒で完走した。
新木場駅をスタートし、新潟市の「海の家静浜亭」を目指す超長距離レース。荒川や信濃川沿いを中心に国道を走り、制限時間132時間(6日間)以内の完走を競う。これまで100Kmから300Kmのウルトラマラソンやトレイルランニング大会への出場経験はあったが、500Km超のレースは初挑戦。日頃から多忙な仕事の合間を縫い、院内に設置したランニングマシンなどで月400Kmの走り込みに取り組んだ。
長距離走における中村さんの強みは「胃の強さ」。疲労で食事が喉を通らなくなる選手も多い中、しっかりと食事を摂ることができるという。今回も好物のカレーを食べながらエネルギーを補給し、「栄養満タンで走ることができた」と笑顔を見せる。
超長距離レースでは経験や精神力に加え、一定のペースを維持する力が重要だと話す。数日間に及ぶレースでは睡眠による回復を優先し、周囲のペースに惑わされない冷静さも必要だという。
レース中は地図を頼りに暗い道を進む場面もあり、天候の悪化やクマとの遭遇への不安とも向き合った。疲労で足がむくみ、足裏にまめができる過酷な状況の中でも、沿道で声援を送る地域の人々の存在が大きな支えに。飲み物や食べ物を差し入れてくれる人から、「頑張ろう」と力をもらった。そして迎えたゴールの瞬間。「最後まで走り切れた」という大きな達成感に包まれた。ゴール地点の海の家で味わったビールは、「今でも忘れられない一杯」。
次は沖縄一周
大会後も挑戦は続く。「宮古島ウルトラ100マイル」(161Km)では3位に入賞。11月20日に開催される「沖縄本島一周サバイバルラン」(400Km)の出場権も獲得した。目標は長距離走の日本代表。「年齢を重ねても第一線で活躍する選手がいるのが、この競技の魅力。自分も長く健康に走り続けられるよう体づくりに励みたい」と話し、さらなる高みを見据えている。
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