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公開日:2026.06.25
サレジオ・鳥越校長 県民功労者表彰を受賞 私学教育の振興に貢献
県の最高表彰の一つ「神奈川県県民功労者表彰」の受賞者が6月8日に発表され、都筑区から南山田の学校法人サレジオ学院中学校・高等学校校長の鳥越政晴さん(64)が「教育・文化」の分野で受賞した。鳥越さんは「最初はびっくりしたが、これまでの歩みが評価されて光栄な思い」と喜びを口にした。
同表彰は公共の福祉に貢献し、その業績が特に優れた人を広く顕彰するもの。79回目となった今回は、社会福祉、保健衛生、産業・経済、教育・文化、生活環境、ボランタリー活動の6分野で39人、1団体が受賞した。
鳥越さんは、約16年に渡り同校の校長を務め、生徒たちの学校生活を支え続けている。今回は、多年私学教育に携わり、同校の校長等として豊かな識見と卓越した指導力のもと、学校運営と教育内容の充実に優れた成果をあげるなど、私学教育の振興に尽くしたことが評価された。鳥越さんは「生徒たちに充実した6年間を過ごしてほしい、という思いで教育に取り組んできた。当たり前のことしかしていない」とはにかんだ。
グローカルな取組を
同校は中高一貫の男子校。6年間の中高生活を通じて、社会に出て「25歳」を迎えた時に、使命感を持って社会に貢献できる人間を育てることを教育方針に掲げている。
同校は、国際社会の中で起きる戦争や災害、飢饉、差別などの問題にアンテナを高く持ち、自分たちに何ができるかを考える学習も行っている。鳥越さんは、生徒たちの「手を差し伸べる価値観」を養うため、地球規模(グローバル)の視野を持ち、地域(ローカル)の特性や文化を尊重して行動することを指す「グローカル」に注目しているという。「中高生が世界規模の活動に直接携わることは難しい。しかし、自分たちが暮らす都筑区内での地域貢献なら今すぐにでもできる」と力強く語る。日頃から生徒たちを温かく見守り続けてくれている地域住民への感謝を胸に、教育の現場から地域への「恩返し」の姿勢を示した。
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