新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、神奈川県は飲食店など県内の事業者向けに、店が実施する感染症対策を店頭などに掲示できる仕組みを導入している。
県ホームページの専用フォームから「マスク等着用」「十分な換気」「混雑時入店制限」など、チェックリストで実施している項目を選ぶと「感染防止対策取組書」が発行される仕組み。休業要請の対象となった飲食店やスポーツクラブ、カラオケボックスなど20業種が対象で、顧客や従業員への周知に役立ててもらう。
また、取組書にはQR(二次元)コードも添付。来店客に携帯端末で読み取ってもらい、その事業所で感染者が発生するなどした場合、保健所を通じて連絡が来る。また必要な場合には他の来店客にもアプリで通知し、感染拡大の防止に役立てる。
県では「ガイドラインに沿った対策をPRすることで顧客への安心にもつながる。積極的に活用してほしい」と呼びかけている。
積極的に周知を
磯子地区センターや老人福祉センター「喜楽荘」などが入る複合施設「磯子センター」は、6月26日から感染防止対策取組書を掲示した。同センターでは使用方法を覚えるために、職員がQRコードで登録したといい「来館者の皆さんに登録してもらうことで感染防止につながる」と積極的に登録を周知していきたいとしている。
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