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金沢区・磯子区 人物風土記

公開日:2022.01.20

富岡並木ふなだまりgionbune公園愛護会の会長や一般社団法人金沢シーサイドあしたタウンの代表理事を務める
高島 哲さん
金沢区並木在住 74歳

  • 高島 哲さん (写真1)

高齢者と若者の接着剤に

 ○…会長を務める公園愛護会が横浜市のまち普請事業に提案した企画が採択され、2020年2月にオープンしたふなだまりウッドデッキ。その周辺の清掃を毎朝5時から仲間と共に続けてきた。「この風景が大好きなんです」と水面に目を向けにっこり。前会長の赤澤寧さんの急逝で一時は完成が危ぶまれたが、街の風景にすっかり溶け込んだ今、次世代にいい形で残せるよう、若者世代との融和を目指す。

 ○…並木に移り住んだのは団地が造成されて間もない約50年前。当時は24歳で立ち上げたデザイン会社の経営に忙しく、地元に目を向けることはほぼなかった。そんな「罪滅ぼし」にと約8年前から始めたのがごみ拾い。当時は朝の3時から6時ごろまで一人で趣味のスポーツバイクで並木を巡った。その時出会ったのがSUPでごみ拾いをしていた赤澤さん。「一緒に何かやろう」と意気投合し、愛護会立ち上げにつながった。

 ○…昨年3月、住民主体のエリアマネジメントを目指すあしたタウンの共同代表理事に就任した。「あしたタウンは子育て世代にも目を向けた団体。愛護会が高齢者と若者の接着剤になれれば」と意気込む。高齢の住民の中には、横浜市立大学や企業が参画していることから活動内容を疑問視する人もいるそう。「イベントや活動を通して、『そうじゃない』ってことを伝えたい」

 ○…「今の内に若い人に活動をつなげていくのが一つの使命だと思う」ときっぱり。所属する様々な活動に「遊びにおいで」と若者に声をかけ、つながりを醸成する。3月はごみ拾いが一番楽しい時期とも。「日の出が早くなり春がくるぞって、嬉しくなってくる」。多世代が融和した活動の”春”もそう遠くはなさそうだ。

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