厚木・愛川・清川 文化
公開日:2026.08.18
昔の生活・エコな暮らしを探検 厚木で市民学習講座
厚木市の市民団体「エコ・アップ・あつぎ」(内田善久代表)は8月5日、厚木市報徳会厚木事務所「内田半右衛門文政蔵」で環境市民学習講座「親子で学ぶオフグリッドな暮らし」を開催し、親子連れ4組11人が参加した。
同企画は、江戸時代後期に建てられた蔵をなるべくインフラに頼らない「準オフグリッド建築」として改修した文政蔵で、環境保全の意識啓発や脱炭素社会に向けた人材育成を目的に行われた。
当日は内田代表の案内で敷地内の設備を見学。井戸で汲み上げた地下水を使い、壁内のパイプに水を通す「風や音のない壁冷房」をはじめ、水の気化熱を利用して建物を外から冷ますミストシャワーや屋根冷却など、エアコンを使わないエコな空調を体験した。さらに、電気不要の手回し式洗濯機や氷を入れる木製冷蔵庫、薪でお湯を沸かす五右衛門風呂といった昔の道具に触れたほか、大工の廃材を燃料にするウッドボイラーやCO2を吸収する漆喰壁、石材の再利用など、持続可能な工夫や資源循環の知恵を学んだ。
参加した子どもたちは「冷房がなくても涼しい」「昔の生活やエコな工夫を知ることができて勉強になった」と笑顔で探検を楽しんでいた。内田代表は「身近なエコを考えるきっかけになればうれしい」と語った。
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