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「多文化共生」の拠点開設へ 磯子に国際交流ラウンジ

社会

公開:2023年1月1日

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開設へ準備を進める坂本代表(左)ら
開設へ準備を進める坂本代表(左)ら

 磯子区に今年2月、横浜市内で12カ所目の国際交流ラウンジ「いそご多文化共生ラウンジ」が開設される。外国人市民への情報提供や相談対応、交流などの拠点となる施設。場所は区役所隣の浜田ビル(磯子3の4の23)3階で、NPO法人夢・コミュニティ・ネットワーク(坂本寿子代表)が運営を担う。

市内12カ所目

 国際交流ラウンジとは、市内在住の外国人のために生活情報提供、相談などを多言語で行う施設。日本語教室の開催や通訳ボランティアの派遣などニーズに応じて必要な事業を行い、国籍や文化を超えた市民の交流を進める役割も担う。市は各区の状況に応じて整備を進め、現在は金沢区をはじめ市内11区に設置されている。

場所は区役所隣

 磯子区の外国人人口は、2022年3月末現在で市内で7番目に多い5043人。過去には区役所2階にあった国際交流コーナーが通訳・翻訳など同様の業務を行っていたが、感染症対策の面などから21年3月末で閉鎖。この間は通訳や学習支援などのニーズがあれば、近隣区のラウンジを案内していた。

 今後も外国人人口の増加が見込まれることから、磯子区では「多文化共生を通して、誰もが地域で安心して力を発揮できる磯子」を目指してラウンジの整備を進めてきた。名称の「多文化共生」には、交流にとどまらずさらに一歩進んだ「共生」を図ろうとする思いが込められた。区役所地域振興課の担当者は「国籍や背景を問わず、同じこのまちで暮らす人たちが一緒に暮らしやすい社会を作っていく拠点となれば」と話す。

 場所は磯子区役所隣接の浜田ビル3階で、開設日は2月6日の予定。坂本代表は「ずっとこの地域で活動してきた地元の団体として、国籍や文化、障害などに関わらず誰もが輝ける地域となるように取り組んでいきたい」と話している。

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