締結式に出席した（左から）佐藤施設長代理、城戸施設長、黒木会長（上郷西連合町会）、渡辺署長、永野会長、佐藤会長
災害時に住民と地域の福祉施設が協力――。栄区野七里の上郷西ヶ谷団地自治会（佐藤陞会長）と上郷西ヶ谷ハイツ自治会（永野晴明会長）が２月25日、特別養護老人ホーム「クロスハート野七里・栄」（前田みどり施設長）、野七里地域ケアプラザ（城戸亜希子所長）との間で消防応援協力協定を締結した。栄区内では24例目。
同協定は地震など災害発生時に相互に協力することを内容とするもので、地域住民が施設利用者の避難支援をしたり、また災害時に施設を開放して活用することなどが想定されている。
締結式には栄消防署の渡辺又介署長が立ち会ったうえ、４者の代表者が協定書にサインをした。
上郷西ヶ谷ハイツ自治会の永野会長は「災害はもちろんないに越したことはないが、万一の時には施設と住民とが協力して対応していきたい」と話し、上郷西ヶ谷団地自治会の佐藤会長は「地域一体となったこのような協定が結べたことは誇りに思う」と思いを語った。渡辺署長も「このような共助の体制は消防署としても大変心強いこと」と話した。
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