神奈川県共同募金会と同会の横浜市支会、野毛山動物園は3月29日、「ありがとう野毛のまち」として今年度の共同募金の実施報告会を同園で行った。
今年度のPR大使として活躍した同園のアメミキリン「テビチさん」が2月に急逝したこともあり、当日は「テビチさん」をしのびながら息子の「そらくん」の前で、募金に協力した野毛山動物園と野毛飲食業協同組合に感謝状が贈られた。同園からは鈴木浩園長が、同組合からは恩田和治総務部長が出席した。
気温は20℃を超し、陽気のよい週末ということもあり、園内は子ども連れやカップルでにぎわっていた。
同園および野毛飲食業協同組合の117店に設置した募金箱には、合わせて約25万円の募金が集まった(同組合の募金箱設置は2カ月間)。
横浜市支会の事務局を担う市社会福祉協議会の芳賀宏江常務理事は「福祉に役立てられる共同募金の趣旨を若い人たちに伝えていきたい」と話していた。式典の最後にあいさつした県共同募金会の八木明常務理事
は「テビチさんも空から、そらくんを見守っていることでしょう」と、協力に感謝していた。今年度の募金総額は市内で約4億1100万円、県全体では約11億5200万円だった。
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