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中区・西区・南区 コラム

公開日:2017.08.17

デビュー 祝 20周年
ゆずの素めぐり
磯子区岡村 岡村天満宮

 横浜が生んだアーティストゆず。始まりの場所をめぐり、彼らのわだちを辿ります。嗚呼、青春の日々を過ごしたふるさとにゴーイングホーム。



 かつて横浜松坂屋の屋上にあった大きな「ゆずの壁画」。閉店に伴い壁画の行方が心配される中、名乗りをあげたのは地元岡村の有志=写真上=だった。設置場所探しに奔走する中、岡村天満宮が移設を快諾。「ファンの子たちが(壁画がなくなってしまうのではと)心配していると聞いて」と、宮司の杉原紳元さん。鎌倉時代からの歴史ある神社が、新たなる”聖地”となった瞬間だ。



 境内にある「岡村幼児園」はゆずの岩沢厚治さんが通っていた保育園。同園の園長も務める杉原さんをはじめ、当時担任だった先生は揃って「目立つ方ではなく大人しい子だった。でもいつもニコニコ笑顔で。大人になっても変わらない」と振り返る。また園長いはく、「保育士さんの中にはゆずファンが多い」という興味深いデータも。実際、同園の保育士で権禰宜(ごんねぎ)の伊藤直晃さん(同園の卒園生!)も、ファンクラブに加入する正真正銘のゆずっこ。ファンと同じ目線で、温かく迎えてくれる。



 8月24日と25日には地元の夏祭りとして親しまれる「岡村天満宮例大祭」が開催。「♪天神様の牛撫でて願いを託した夏祭り」と歌詞にある『スマイル音頭』は、発売された2003年から園児たちの盆踊りの定番曲に。初お披露目の際には北川悠仁さんが家族と一緒に見に来てくれたとか。25日は岡村中学校吹奏楽部の演奏もあり、ゆずっこも楽しめる2日間になりそうだ。

 

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