横浜市道路局はこのほど、「横浜駅ポートサイド人道橋」のネーミングライツ(命名権)についてスポンサー企業を募集している。受付は8月23日の午後5時まで。新愛称は、12月1日以降に更新される予定。
同橋は西区高島2の34から神奈川区金港町1の10までの区間で、横浜駅きた東口からヨコハマポートサイド地区をつなぐ歩行者専用の橋となっている。
ネーミングライツとは、市と民間企業などとの契約により、市が公共施設などに愛称を付ける権利を提供する代わりに、市が対価を得る仕組み。得た対価については、基本的に施設の運営や維持管理に活用される。
横浜市では、施設の維持管理の財源の確保と民間企業などへの社会貢献の場を提供する目的で事業を展開しており、日産スタジアムをはじめ、9つの施設でネーミングライツを導入している。
社会貢献として
「横浜駅ポートサイド人道橋」は、10年前から「ベイクウォーターウォーク」という愛称となっていたが、2019年11月30日で契約が満了となることからスポンサーを公募することに。今まで三菱倉庫(株)と横浜ベイクウォーターがスポンサーとなり、年800万の契約を結んでいた。市道路局計画調整部の樹岡龍太郎企画課長は「この人道橋には、エレベーターも設置されているため、契約したことで橋の維持管理の財源として活用させていただきました」と話す。
契約料は、申込者からの提案金額で決められ、5年以上の契約から。樹岡企画課長は「横浜駅と直結しており、商業施設へ繋がるため、人通りも多い橋。社会貢献の一環として応募をお待ちしております」と呼びかける。
申し込み・問い合わせは、市道路局計画調整部企画課広報担当【電話】045・671・3532。
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