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中区・西区・南区 教育

公開日:2021.05.20

宮谷小
プラ再生で定規製作
地元企業が出前授業

  • プラスチックを溶かし再成型する装置の説明を受ける委員会メンバー(上)・破砕したボトルキャップを使い成形した15cm定規(右)

集めたキャップ使う



 宮谷小学校で、回収したペットボトルキャップを原料に定規を製作する取り組みが、5月7日に行われた。



 プラスチック再生機械の輸入・販売などを手掛ける(株)湘南貿易(橋本則夫代表取締役)=西区北幸=による出前授業で、一昨年からペットボトルキャップの回収に取り組んでいる宮谷小学校の環境委員会のメンバーが参加した。



 講師を務めた同社の山本直さんは「ペットボトルはボトルとフィルム、キャップがそれぞれ違うプラスチックの素材でできている。溶ける温度も違うので、良いリサイクル製品を作るには丁寧な分別が大切」などと話し、校内で行っているキャップ回収の取り組みでも分別を徹底することを呼びかけた。



 その後、一部のメンバーは熱で溶かしたプラスチックを金型に射出し、樹脂製品を成形するインジェクション装置の操作を体験。児童たちは、世界にひとつだけの15cmの定規ができあがると、驚きの表情を浮かべていた。

 

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