１年の中でも寒い今だからこそ、住宅を暖かくエコに暮らす方法を楽しみながら調査する方法をご紹介します。「放射温度計」という測定器を使って、家の中の温度を調べるのです。



数秒で可能



　測定したい物体に温度計を向けて、スイッチやハンドルを押すとわずか数秒で温度が測れます。



　一番の特徴は、温度測定時間が非常に短いこと。次から次へと温度を測っていけますので、さまざまな温度を楽しく測ることができます。例えば、▽暖房器具の口▽壁▽天井▽床▽窓の上、下▽窓枠▽窓自体▽扉の温度は――こんなことをいろいろ調べていると、温度の分布や、冷風やすきま風の原因を見つけることができます。



　今の時期は外の温度が低く、家の中とは温度差が大きいので、寒さの元となる箇所を探すには好都合なのです。



　温度を調べているうちに身体も温まるかもしれませんしね。



安価で入手



　放射温度計は数万円する高性能なものもありますが、家庭で使う分には数千円の安価なもので十分でしょう。ちょっとしたお小遣いで買うことができます。



天ぷら油も



　例えば、お料理好きの方なら天ぷら油の温度やフライパンの温度も簡単に測定できます。お湯の温度も測れます。暑い夏の自動車のハンドルの温度や、寒い冬の空の温度はどのくらいの温度か知りたくなりませんか？　特に空の温度は面白いです。



　お子様の実験にもぴったりでしょう。



　エコなご家庭だけでなく、一家に一台放射温度計があってもよいのではないかと思っています。



　一度機会があったらお試しください。