サッカー明治安田生命J2リーグで2位になり、来季、13年ぶりにJ1への昇格を決めた横浜FCの関係者が12月3日、南区役所に松山弘子区長を訪れ、昇格の報告を行った。
10月に無料招待
横浜FCはホームタウンとする横浜市の中で、練習場がある保土ケ谷区や隣接する神奈川区、戸塚区を重点区として、区民を試合に無料招待する「区民DAY」を行ってきた。今季は南区、旭区、瀬谷区に対象を広げ、10月27日にニッパツ三ツ沢球技場であった東京ヴェルディ戦に南区民ら約1400人を招待していた。
南区役所を訪れたのは奥寺康彦会長と上尾和大社長、下平隆宏監督、南雄太選手、武田英二郎選手と関係者。選手らが区長室のある区役所6階に現れると、横浜FCのユニフォームを着た多くの職員が拍手で出迎えた。
応援でチームに勢い
下平監督は10月の「区民DAY」を振り返り「前の試合が0-3の完敗でチームが悪い流れになりそうだった。しかし、南区民の応援のおかげでヴェルディ戦に勝つことができ、そこから勢い付いて、最終戦まで5連勝できた」とこの一戦がJ1昇格へのターニングポイントであったと明かした。キャプテンでゴールキーパーの南選手は区民DAYの前にも区役所を訪問しており、「同じ名前なので南区に縁を感じる。区民や職員の方がここまで応援してくれるのは本当に嬉しい」と語った。チームカラーをイメージした水色のスカートで出迎えた松山区長は「これからもしっかり応援していきたい」と支援を誓った。
同日、チームの象徴とも言える三浦知良選手とヴェルディ戦でゴールを決めた中村俊輔選手は市役所を訪れ、林文子市長にJ1昇格を報告した。
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