プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから2位指名された横浜市立横浜商業高校の笹川吉康さん(3年)が1月10日から福岡県筑後市内のファーム施設で始まった「新人合同自主トレーニング」で存在感を示している。
笹川さんは193cm、86kgの大型外野手。高校通算40本塁打の長打力に加え、50mを6秒2で走る脚力も兼ね備える。その身体能力の高さがチームのスター選手の柳田悠岐選手に似ていることから”ギータ2世”として注目を集める。
この日は自慢のパワーを見せつける打撃練習は行わなかったが、メディシンボールの後方投げでは同期入団の選手が13〜15m台を計測する中、18・5メートルを記録。藤本博史2軍監督などにアピールした。笹川さんは「背筋力には自信がある。一日でも早く1軍の試合に出場したい」と話し、トレーニングに励んでいる。
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