横浜市出身の川村元気さん(43)著書の小説「百花」(文春文庫)が映画化され、自身が監督を務める同名の作品が公開されている。
同作は、川村さんの祖母が認知症になった実体験を基に描いた小説を自ら脚本化し、初めて長編映画の監督も務めた。
息子の泉役は菅田将暉さん、母親役は原田美枝子さんのダブル主演で、泉の妻役に長澤まさみさん、永瀬正敏さんの豪華キャスト。横浜もロケ地として多数登場。川村さんは「多くの人が持っている記憶の原風景と重なると思う。忘れていた記憶をよみがえらせるような体験を映画館でしてもらえたら」と話す。
川村さんは「告白」「悪人」などの映画プロデューサーのほか、脚本家、小説家、絵本作家など多方面で活躍する。
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