12月22日号南区版で、オレオレ詐欺などの特殊詐欺や交通事故防止を呼び掛けた特集を実施。南警察署の取材協力はもちろん、地域の企業や団体の皆さまから多大なるご支援をいただき、広報することができました。深く感謝申し上げます。

　特殊詐欺の電話が自宅にかかってきたという声をよく聞きます。「まさか自分が騙されるわけがないだろう」と笑う人もいますが、犯人は巧みな話術と手口でお金を騙し取ろうとしてきます。家族などの身近な人の不幸を聞いたら、「何とかして助けてあげたい」との思いが芽生える人が多いのではないでしょうか。身近な人とこまめに連絡を取り合ったり、電話機を留守番設定にするなど、すぐにでも取り組めることがあるはずです。

　交通事故についても、個人の危機管理が大切だと思います。私は「タウン号」という社用車で移動をしていますが、ウインカーを出さずに車線変更をするなどの危険な運転をするドライバーを毎日のように見かけます。また、横断歩道のない場所で強引に渡ろうとする「乱横断」をする歩行者なども確認しています。

　特殊詐欺や交通事故を防止するキャンペーンなどには警察だけではなく、多くの住民が参加しています。皆さまに感謝の気持ちを持って、取材という形で貢献していきたいです。　　　（梅）