南区が2023年度に行う自主企画事業の予算案が発表された。同事業の予算額は約9900万円。4つの重点分野を掲げ、12月の区制80周年へ向けたにぎわいづくりや子育てを支援する事業などに重点を置くほか、脱炭素へ向けた取り組みなどを新たに始める。
市から各区に割り当てられる「個性ある区づくり推進費」の南区の23年度予算額は約6億9681万円。このうち、区の裁量が大きく、独自事業に充てられるる自主企画事業費は約9909万円で22年度とほぼ同額。
予算編成の考え方は「地域の皆様とともにつくる『あったかい 南区』」。15年度から22年度まで「減災」「賑わい」「健やか」「こども」の4つを重点分野としていたが、23年度は「健やか」と「こども」を合わせ、新たな4分野とした。事業数は21。
「賑わい」の分野では、区制80周年記念事業を多面的に進めながら、商店街活性化へ向けたクーポンマップの作成などを行う。子育て分野では、支援策として、相談体制の充実を図る。安全・安心の分野では、脱炭素行動普及啓発事業を新たに始め、区民の関心を高める講演会を行う。課題の解決へ市民主体の地域運営を進めるための地域の力応援事業では、人材発掘や育成につながる取組を進める。
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