南区 スポーツ
公開日:2023.05.25
小学生バレー横浜優和
社会の多様性理解へ
障害やLGBT学ぶ
六つ川小学校などを拠点に練習する小学生バレーボールチーム「横浜優和クラブジュニア」の選手らがこのほど、社会の多様性について学ぶ講義を同校で受けた。
同チームはバレーボールだけではなく、選手の人格形成や社会勉強を目的とした課外授業を実施。食品ロスや貧困などの社会課題を学ぶ機会を設け、選手が広い視野を持てるように指導する。
講義には選手や保護者のほか、チームのOB・OGも参加。車いす用やペット用の雨合羽の製造・販売を手掛ける「ガーディアンエンジェル株式会社」=保土ケ谷区=の佐久間薫さんを講師に迎え、車いす用の雨合羽を着用するなどした。また、性的マイノリティーへの理解を深めるため「LGBT」について基礎から学習。社会的少数者への偏見をなくすことで、多くの人が笑顔になれることを知った。
同チームの大村恵利監督は「自身が社会的少数者であっても良いことや、そうした人々を受け入れるという感覚を持つ機会になったのでは」と話し、共生社会実現への取組を進めていく。
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