南区 社会
公開日:2023.12.14
ボッチャで障害者と交流
県議が体験会
超党派の県議会議員57人で構成する「県議会ユニバーサルスポーツ振興議員連盟」は12月6日、パラリンピックの正式種目でもある「ボッチャ」を通じ、障害者と交流する体験会を県庁新庁舎で行った。
ボッチャは2チームがジャックボール(目標球)と呼ばれる白い球に赤と青、6球ずつのボールを投げたり、転がしたりして、いかに近付けるかを競うスポーツ。年齢や性別、体力の有無に関係なく楽しめるため、近年、各地の学校などで体験会が行われている。
6日の体験会は県が目指す「共生社会の実現」に向けた取組の一環として企画。障害のある子どもの支援などを行う一般社団法人「ジャパンバリアフリープロジェクト」とボッチャの普及活動を行う「ヨコハマ・インクルボッチャ・ラボ」が運営に携わった。
県議は参加者とチームを組み交流。大逆転の場面では大人も子どもも関係なく、興奮していた。横浜市旭区在住の中川陽達さん(16)の父・力さんと母・由香さんは「ボッチャは誰でも気軽にできるスポーツで魅力的。楽しそうにプレーする息子の笑顔が見られ、自分たちも終始楽しめた」と話した。
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