神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2024年3月28日 エリアトップへ

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた 竹内 一郎さん 横浜市立大学附属病院勤務 51歳

公開:2024年3月28日

  • X
  • LINE
  • hatena

ぶれずに災害医療を支える

 ○…能登半島地震があった石川県の医療災害対策本部DMAT(災害派遣医療チーム)本部長を1月19日から25日まで務めた。全国から集まってくるDMATの統括役として、戦略を決定したり地元行政と連携するなどの任務を担った。「急性期医療を支援するDMATは短期で現地を撤退し、地元の人に引き継ぐのが役割」の中、今回の被災地は「高齢化や過疎化、介護者がいないという日本が抱える課題が噴出した」と振り返る。

 ○…和歌山県御坊市出身。人口3万人ほどのまちでのびのびと育った。中高はバスケ部に所属。理系の中で人と接し、やりがいがある仕事をしたいと医師を志すように。「和歌山を離れ違う世界を見てみたい」と群馬大学医学部に進学。野球部に所属し主将も務めた。

 ○…北里大学病院に勤務していた35歳の頃、循環器内科から救命救急に出向になったことをきっかけに救命救急の道に。「行政などと連携して地域の医療体制をつくっていく」仕事に「非常にやりがいと魅力を感じた」と話す。17年に横浜市立大学救急医学教室の二代目主任教授として就任。高度救命救急センターのセンター長も務め、同大学附属病院と同市民総合医療センターを行ったり来たりする日々を送る。

 ○…強く印象に残っていることに、現場責任者として対応した津久井やまゆり園の殺傷事件や、市の急性期医療の責任者として対応したコロナ初期のダイヤモンドプリンセス号での感染症対策などをあげる。「覚悟を持って今何をしなければいけないか、優先順位を決めていくのは生易しいものではない。批判も伴うし、正解はないが、方針を決めていくのが仕事」。「ぶれずに進める」をモットーに人材育成を含めた救命救急医療に力を尽くす。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月25日

本田 悦二郎さん

保土ケ谷警察署の新署長に就任した

本田 悦二郎さん

川辺町在勤 57歳

4月18日

加藤 和さん

アートホールで開かれるDVD鑑賞会の上映前に舞台に立ち作品紹介する

加藤 和さん

花見台在勤 62歳

4月11日

山本 将大さん

ダウン症のドラマーで、地域を拠点にバンド活動を行っている

山本 将大さん

仏向町在住 18歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

伊藤 奈美さん

子育て中の親子に交流の場などを提供する「パオパオの木」の代表を務める

伊藤 奈美さん

狩場町在住 53歳

3月21日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook