記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月17日0:00更新
東日本大震災発生から5年。今年も總持寺の震災復興祈念イベントを取材した。今回は初めて潮田中のマーチングバンドが出演した。明るく元気な印象のマーチングと合うのか疑問だったが、冒頭で払しょくされた。お堂に響く音色は、胸に来るものがあった。「被災地に届くように」。そんな生徒の思いが、音に見えた気がした。
岩手県で復興に従事する友人の話では、綺麗になっただけで何も変わっていないところも多いという。まだ道半ば。ここにいると見えないことばかりだ。それでも、日々を懸命に、それが何かにつながることを信じて。改めて一所懸命ということを考えさせられた5年と1日目だった。
浜田