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鶴見区 スポーツ

公開日:2022.01.01

阪神青柳鶴見に凱旋
区内児童らに本寄贈「夢と目標もって」

  • 金メダルを首にかけ母校に凱旋した青柳選手

    金メダルを首にかけ母校に凱旋した青柳選手

  • 生麦小での寄贈式(上)、児童の質問に答え、キャッチ―ボールも披露

    生麦小での寄贈式(上)、児童の質問に答え、キャッチ―ボールも披露

  • 区内児童らに本寄贈「夢と目標もって」 (写真3)

 「鶴見に恩返し」。東寺尾出身でプロ野球・阪神タイガースの投手・青柳晃洋選手が、鶴見の子どもたちのために社会貢献活動を開始した。「諦めなければ夢は叶う」。地元のヒーローが、自身の体験をもとにエールを送った。



 寺尾小学校5年生のとき、寺尾ドルフィンズで野球を始めた青柳選手は、生麦中、川崎工科高と進学。帝京大学からドラフト5位で阪神タイガースに入団した。昨夏、野球日本代表として東京五輪に出場し、金メダルを獲得している。



勝ち星ごとに寄付



 取組は「育ててもらった地元に恩返ししたい」と、青柳選手が1勝につき10万円を寄付すると決めた社会貢献活動。チームの柱として躍動した昨シーズンは、最多勝となる13勝をマーク。鶴見区内の市立小学校22校と市立保育園4園に、本と図書カードを寄付した。



 小学校への寄贈本として選んだのは、『おとなになるのび太たちへ』(小学館)。俳優の菅田将暉さんら、子どもが憧れる職業に就いた10人の大人が、漫画『ドラえもん』のおすすめの1話を紹介する内容で、自身も感銘を受けたという。



 「大学まで読んでいなかったが、プロになってから大切さに気付いた。早くから読書の良さを知ってほしい」と、本の寄贈を決めた。



ただ諦めなかった



 寄付にあたり昨年12月7日、母校・寺尾小と生麦小を訪問。夢をテーマとした講演などを行い、児童たちと交流した。



 講演で青柳選手は、生麦中時代3年間補欠だったことに触れ、「プロになる気持ちを諦めず、毎日努力した」と夢を叶えた秘訣を伝授。「どんなことでも、自分よりすごい人はたくさんいると思う瞬間はある。続けるのは難しいが諦めなければ叶う」と力を込めた。



 青柳選手が「夢と目標の違い」を逆質問する場面も。「夢は漠然としたもので、手の届くところにあるのが目標。夢は近づくと目標に変わる。まず目標を見つけて、いつか夢を見つけられるように」と呼びかけた。



 「辛いときの乗り越え方など心に残った。これからも応援したい」と笑顔だった児童たち。青柳選手は、来シーズン以降も寄付を続けていくとし、「訪問したときに喜んでもらえるように、活躍していく」と誓った。

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