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鶴見区 教育

公開日:2025.10.02

入船小学校
児童の作品が収集車の装飾に
(株)ツルミ紙業とコラボ

 入船小学校の児童がデザインした作品がラッピングされたパッカー車(資源収集車)が、このほどお目見えした=写真。

 これは、寛政町でリサイクル事業などを行う(株)ツルミ紙業とコラボしたもの。昨年度に同校4年生の児童が総合的な学習の時間にごみの再利用について学び、牛乳パックを使ったはがき作りに同社が協力したことが縁で、パッカー車にデザインする作品づくりを提案された。同社の奥山俊一代表は「パッカー車はエンジン音が大きく、集積場前で停車する時などに住民の皆さんに少なからず迷惑を掛けてしまっている。子どもたちがデザインしてくれた作品をラッピングすることで、少しでも和やかな雰囲気を出せたら」と思いを語る。

 パッカー車には、児童たちが牛乳パックを色付けし、切り絵のような手法で同社工場や車などをかわいらしくデザインした作品がラッピングされている。

 9月24日には同校の朝会で2台のパッカー車がお披露目された。ラッピングされたパッカー車を見て児童の一人は、「実際に完成した車を見ると迫力があって、かっこいい」と笑顔で語った。同校の出身でもある奥山代表は「自分が生まれ育った地域の子どもたちに、会社の取組みを通じて喜んでもらえる企画に協力できて嬉しい。地域の皆さんにもぜひ児童たちの作品を見てもらえたら」と笑顔で語った。

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