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神奈川区 社会

公開日:2024.06.06

JVCケンウッド
社員も社会も笑顔に
Y-SDGsで最高ランク

  • 蓄電池と認定証を持って笑顔を見せる小川さん(左)と嶋宮さん

    蓄電池と認定証を持って笑顔を見せる小川さん(左)と嶋宮さん

 株式会社JVCケンウッド=守屋町=が横浜市によるSDGs認証制度Y-SDGsで、3段階の最上位ランクであるSupreme(スプリーム)を取得した。

 無線機やカーナビ、オーディオなどの製品を開発・製造する同社。今回の認証では、健康経営や企業統治体制、横浜市との共創連携、天然資源・生物多様性への配慮などが高く評価された。同制度は2020年にスタート。取得後のランクアップもあるが、今回の認証事業者54社で、初エントリーで最上位を取得したのは同社のみだ。

働き方改革と幅広い技術力

 2015年にはダイバーシティ推進室を新設。育児に関するセミナーや育休取得の奨励と復帰後のフォローも強化し、女性の幹部職比率は15年から3・4ポイント増の5・5%になった。厚生労働省による女性活躍の認定「えるぼし」の最高位も取得している。また、事実婚や同性パートナーを社内制度で配偶者に認めるなど時代の変化にも柔軟に対応。スーパーフレックスタイム制度も導入し、社員が生き生きと活躍できる職場環境を整えている。

 そうした環境で生まれる活力は社会に還元されている。2014年に横浜市と「地域活性化に関する包括連携協定」を市内企業で初めて締結した。ヨコハマトリエンナーレや横浜音祭りなどの文化・芸術・スポーツイベントを、映像・音響技術でサポート。ヒートアイランド対策を目的とした同市との実証実験など、同社ならではの幅広い技術力で社会課題解決にも貢献している。2023年には、日産自動車(株)などと共同で電気自動車の使用済みバッテリーを再利用したポータブル電源を発売し、「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞した。

 近隣の学校への出張授業や地域でのクリーンボランティア、防犯パトロールへの参加、消防訓練への社宅の提供など、様々な形での地域貢献にも力を入れる。

 同社の理念は「感動と安心を世界の人々へ」。企業コミュニケーション部の小川氏と嶋宮氏は、「会社と関わる全ての人の期待に応えたい。事業を通じた社会貢献を提供し続けたい」とさらなる活動に意欲を見せた。

脱臭機を寄贈

 社会貢献活動の一環として5月30日には、横浜市に光触媒除菌脱臭機「フレセア」600台を寄贈した。横浜市内の保育・教育施設で活用予定。同日には市役所で、山中竹春市長から江口祥一郎CEOに感謝状が贈られた。

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