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神奈川区 社会

公開日:2026.09.03

雨水幹線、本格掘進へ 市浸水対策事業の現状

  • 神奈川公園敷地内の様子

    神奈川公園敷地内の様子

 市が進める横浜駅周辺の浸水対策事業で、神奈川公園から岡野公園=西区=へ向けて整備される雨水幹線の工事が進展を見せている。

30年に一度の豪雨に備えて

 10年に一度の大雨(1時間あたり60mm)に対応した従来の体制から、30年に一度(1時間あたり82mm)に備えた治水能力の強化が目的。

 雨水を河川や海へ排水するために整備された大型の排水路を通すため、シールドマシンによる掘進工事が昨年9月から進められている。整備により、老朽化した従来のポンプ場の整備に伴う代替機能も想定されている。

資機材搬入体制整う

 市によると、シールドマシンは現在、神奈川公園から約200メートル掘進した位置にある。

 これまでは狭い立坑内に都度資材を搬入しながら作業を行っていたが、200メートル進んだことで完成したトンネル内に事前に資機材や掘削用の後方設備を搬入できる体制が整った。これにより、本格的な「連続掘進」へと移行し、より効率的に作業を進められるようになるという。

到達予定は27年夏

 全長約4・9Kmで、岡野公園へのマシン到達は、2027年夏ごろを目指している。同事業全体の完了は2031年3月末までを予定し、整備が進められている。

 今後の工事に伴う音や振動について、市の担当者は「これまでの作業と大きく変わらないため、増大することはない」としている。

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