鷺沼町会 地域一丸で災害に備える 防災訓練に約800人
鷺沼町会(持田和夫会長)の防災訓練が19日、市立鷺沼小学校で行われ、地域住民ら約800人が参加した。訓練は毎年行われており、今年で7回目となる。
当日は、初期消火やAED訓練、車椅子での移送訓練、煙体験、起震車体験、給水訓練などを実施。数多くの小学生も参加し、真剣に訓練に取り組んでいた。子ども連れで参加した古瀬涼子さんは「様々な訓練を体験できてよかった。来年も参加したい」と話していた。
また今回から新たに、区内でも例の少ない放水訓練を実施。これは大規模災害発生時の、消防隊の不足に伴う火災の延焼を防ぐために、地域住民の初期消火に対する意識を高めることを目的に行われた。訓練では、宮前消防署(並木努署長)、宮前消防団(吉田義一団長)の指導のもと、同町会が所有する消火用具を使用して消火栓を開け、放水を行うまでの流れを確認した。
持田会長は「たくさんの人が参加してくれて嬉しい。地域のことは地域で守るという意識が大切。ご近所同士が顔を覚えて、いざという時に助け合ってほしい」と話した。
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4月19日
4月12日