不定期連載コラム
違っているから、おもしろい！
第1７回　「多文化表現フェスタ」来場ありがとうございました

　前回の当欄でご案内の通り、私たちは１月28、29日の２日間にわたって「多文化表現フェスタ2023」を開催。両日とも様々なブースを用意して皆さんに楽しんでいただきました。

多文化共生の大切さをアピール

　第１日目の「異文化交流カフェ」と「言葉の教室」は、ブラジル(ポルトガル語)、スペイン、ドイツそれぞれのテーブルで、おいしい食べ物の話や挨拶で、盛り上がっていました。なんと言っても、それぞれの国出身の我ら「読み聞かせ隊メンバー」が講師として参加。「来てよかった！」という来場者の声がたくさん聞こえてきました。空き缶のプルトップを使ったエコクラフトコーナーでは、参加者は真剣に取り組んで、かわいいストラップが出来上がりました。昨年溝ノ口劇場で上演された「しらゆきひめ」の動画上映は、観劇されなかった来場者にも楽しんでもらえました。つながり隊メンバーのお母さま方も寒さの中、にこぷら新地の玄関前で手作り品などの販売をしてくれました。

　２日目も引き続き、開催された「異文化交流カフェ」では、韓国語のテーブルも加わり、盛り上がりました。

　パフォーマンスは、パントマイム、ブルガリア民謡とダンス、インドネシアの影絵芝居ワヤンの上映をして、それぞれワークショップタイムもあり、来場者は、鑑賞するだけでなく、体験もできる良い機会となったことと思います。パントマイムでは、言葉も小道具もない演技に様々な想像を呼び起こされ、楽しく脳を活性化することができました。ブルガリア民謡のダンスでは、拍子のダンスを参加者みんなで踊りました。少し難しく思えましたが、輪になってみんなで楽しく踊れました。

インドネシアの影絵芝居ワヤンは、ガムラン奏者、歌い手、舞踏、人形遣い、勢揃いの豪華メンバーによる、上演でした。幕の前面、裏面の両側からの観劇できるワヤンを楽しみめました。抽選会なども行われて、楽しい雰囲気の中、多文化共生の大切さをアピールできるイベントになったと思います。