多摩区版 掲載号:2018年2月2日号 エリアトップへ

川崎出身の3ピースロックバンド「SHISHAMO(シシャモ)」のギターボーカル 宮崎 朝子さん 川崎市出身 23歳

掲載号:2018年2月2日号

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心に「川崎」、奏で続け

 ○…「自分たちらしくできたなって」。紅白歌合戦に初出場し、バンド魂を全国に届けた。5年前、高校卒業と同時に活動を本格化。2016年に日本武道館単独公演を果たし、昨年はCM出演を皮切りに飛躍の年となった。「今までSHISHAMOを知らなかった層の方たちにも知ってもらうきっかけになったと思う」と振り返る。「いい曲を作るっていうのを一番優先する」。アーティスト活動の軸として、思いを明かす。

 ○…4歳上の姉の影響で、小学生の頃からバンド音楽に親しんだ。一方で漫画家を夢見て、市立川崎総合科学高校のデザイン科へ。そこで軽音楽部を選んだ訳は「仲良くて楽しそうで」。負けず嫌いな性格から、部内のコンテストや作曲に次々と挑戦。梶ヶ谷のとんかつ屋で顧問が流していた曲に、現マネジャーが注目し、道が開けた。プロ意識のきっかけは高校最後の年末ライブ。身内以外の観客が初めて訪れ、「部活の延長線っていう気持ちでやってちゃダメなんだなって」。

 ○…「ずっと好きなんですよね、川崎が」。生まれも育ちも川崎。川崎駅付近の商業施設や練習に明け暮れたスタジオなど、思い出があふれる。高校時代には、鹿島田駅付近の水路で男子とザリガニを取って遊んだことも。通学路だった多摩川の河川敷では、作詞に没頭した。今も市内に暮らし、日々の息抜きは家で映画やドラマを観ること。「ゾンビとか。あとやっぱり恋愛。ガラッと変わるんですけど」と笑みをこぼす。

 ○…一昨年の夏に川崎フロンターレの試合を初観戦し、サポーターの熱に圧倒された。そこで作った曲が応援歌でもある「明日も」。以来、メンバーと一緒にアウェー戦や元日の天皇杯決勝、韓国にも足を運んだ。今年7月には、夢だった等々力陸上競技場での単独ライブが控える。「川崎に住んでいる皆さんの応援がないと、もう絶対に実現できないことだと思うので」。地元愛を胸に、突き進む。
 

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