川崎市内で生産される「多摩川梨」が収穫期を迎えた。今年は長い梅雨を乗り越え、大きく甘みのある梨を楽しむことができそうだ。
多摩川梨は多摩川流域を中心に収穫される梨の総称。市内では約250年前から栽培されているといい、登戸周辺では昭和初期から観光農園としての梨販売も盛んに。農園数は減少傾向だが、現在も市内約30万平方メートルで栽培が続いている。
登戸にある「すみや梨園」の4代目・斉藤彰さん(43)は、市内農園の若手後継者でつくる「チーム梨(り)ノベーション」の代表。十数名で、新しい技術の情報交換や生育の確認を行っている。今年の梨について「梅雨が明けて天気が回復し、大きさも甘さも十分」と斉藤さん。同園では「幸水」「豊水」「二十世紀」などを扱っており、「幸水はお盆前くらいから収穫できるのでは」と話す。
品評会で技術向上
川崎市とセレサ川崎農業協同組合では、梨やぶどうの栽培技術向上と消費拡大を目指し、品評会を毎年行っている。今年はセレサモス宮前店で8月19日(月)、市農業技術支援センターで9月2日(月)に開催。一般観覧や即売もある。さらに、品評会や多摩川梨をアピールしようと、「展示・即売会」も初企画。JR武蔵溝ノ口駅改札口前で8月28日(水)、午後4時から。
問い合わせは【電話】044・945・0153。
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