法政大学教授だった2001年、川崎生田ライオンズクラブから卓話の依頼を受けたことを機に、同クラブへ入会。先月、会員35人をまとめる新会長に就任した。「思いやりと実行」をテーマに、「若い人たちが活躍できるよう応援しながら、奉仕活動と友愛に力を尽くしたい」と気持ちを新たにする。
多摩区役所や読売ランド前駅での年4回の献血活動をはじめ、障害者の療育相談を受ける「なごみ福祉会」の園生と家族との日帰りキャンプがクラブの恒例行事。今年度は新規事業として、長野県東御(とうみ)市のLCと友好関係を結び、会合出席など相互交流を図る予定だ。
福島県で生まれ、自治省入省後は埼玉県庁や同省財政局などで勤務。米サンフランシスコに滞在した外務省出向時代は、「奉仕活動の本場で、ボランティア精神を肌で感じた」という。石川県庁時代は、カナダ人やフィリピン人の留学生を自宅に受け入れるなど、国際交流事業を担う団体にも協力してきた。
中野島に住んで25年あまり。川崎市長として「音楽のまち」「スポーツのまち」を掲げて市政運営に12年取り組み、その後は政府の個人情報保護委員会の委員を務めて今年1月に退任。中野島町会顧問や中野島音楽祭顧問などを歴任した。「これからは豊かな個性が集結する生田LCの会員増強を目指し、会長としての義務を果たしたい」と力強く語った。
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