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公開日:2026.05.29

【多摩区】稲田町会連合会 紹介シリーズ①(自治・防災) 多世代、多文化でともに 中野島多摩川自治会 「セル化」でスピード感

  • 思いを語る島田会長=集会所前

    思いを語る島田会長=集会所前

  • サークル活動でダンスを楽しむ参加者ら

    サークル活動でダンスを楽しむ参加者ら

  • 多世代、多文化でともに (写真3)

 1989年に入居が始まり40年近く経つ中野島多摩川住宅。団地の高齢化が進む中、全14棟の900世帯が加入する中野島多摩川自治会(島田茂生会長)は、災害や非常時の備えにつながればと、住民のコミュニティづくりを進める。外国人入居者も増えるなか、「年代のギャップや文化の違いによる住民間の分断を防ぎ、多世代や多文化の交流を推進したい」と島田会長は語る。

 同自治会で取り組んでいるのが、自治や防災の「セル化」だ。約千世帯を自治会本部が一手に管理するのではなく、棟に代表者を立て、身近な問題は棟ごとの権限で解決する。さらに、棟でもフロアごとに責任者を置くなど役割を細分化し、情報共有や安全確認のスピード感を早めている。立地や耐震構造上、災害時は自宅避難が推奨されるという背景もあり「大がかりではなく、小さな単位の方が対応も早くなる。身の回りから顔の見える関係性が作れれば」と島田会長は話す。災害に備え、携帯電話の充電ステーションや衛星通信の導入も視野に入れる。

 今年度から役員組織の編成を見直した同会。部会の統合や役員数の半減に踏み切り、住民の負担感も軽減させた。仕事を続けながら役員を務めるメンバーも増えたことから、リモートでの会議やSNSを活用した情報共有など、デジタル化にも注力。集会所ではストレッチや吹き矢、男性限定の「男カフェ」などサークル活動も盛んだ。外国人入居者向けの場づくりを行う住民もおり、自治会として支援していく方針だという。「多文化共生の時代。開かれた場でお互いを理解し、縦、横のつながりを強化していけたら」

【多摩区】稲田町会連合会

川崎市多摩区登戸1775-1(事務局:多摩区役所地域振興課)

TEL:044-935-3133

http://www.tamaku-chouren.com/

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