市立枡形中学校(大津裕一校長)の総合学習として2003年度から続く「エネルギー・環境教育」が始動。日本環境設計(株)から講師を招き、全校生徒約400人を対象にした講演会が今月20日、同校体育館で行われた。
今年度のテーマ「プラスチックを切り口に環境を考える」を踏まえ、衣服を回収しリサイクルする業務に携わる沖田愛子さんが講演。日常生活でのプラスチック使用量をはじめ、海洋プラスチックなど世界的な問題について説明し、リサイクルの手法などについて紹介した。沖田さんは「まずは物を大切に使うことを伝えたい。今回気づいたことで行動してもらえたら」と思いを込めた。
質疑応答では、約20人の生徒が質問。省エネ環境委員会の委員長、桑代怜奈さん(3年)は「プラスチックを捨てる時、1個くらいは普通ごみに混ざってもいいかなと思っていたけれど、小さな積み重ねが大きな問題になると実感した。今回の知識を行動に移さないといけない」と話した。
環境教育を担当する推進委員会の代表で、理科教員の清水亨さん(34)は「今日の講演でイメージ(想像力)をふくらませて、生徒たちの思考や行動につながっていけば」と期待を寄せた。
今後は11月に企業13社が参画する出前授業、12月にはまとめ学習を行う予定だ。
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