サッカーJ1リーグで2年連続4回目の王座を獲得した川崎フロンターレの優勝報告会が、12月5日に等々力陸上競技場で開催。集まった5154人のサポーターと共に喜びを分かち合った。
今季は28勝8分2敗、勝点92と他クラブを圧倒した川崎。藁科義弘社長は、中2日の試合や感染対策上の隔離による選手のモチベーション維持など試練があったことを列挙。「全てが一つにまとまった優勝。サポーターが遠くからも力強い声援を送ってくれたからだ」と感謝した。
連覇をたたえ、川崎市から市スポーツ特別賞の贈呈も行われた。会場を訪れた福田紀彦市長は「コロナ下で大変なときに、市民に勇気と元気を与えてくれた。フロンターレのおかげで市のスポーツチームが強くなっている。サッカーでまちを明るくしてくれている」と祝福した。
鬼木達監督は「サポーターのおかげでホーム無敗も記録した。今季の選手たちは努力し続け、頼もしかった」と総括。来季に向け「リーグ3連覇とACL優勝を目指したい。苦しい状況はあるだろうが、熱い声援と拍手で支えてもらえたら。天皇杯も全力でタイトルを獲りにいきたい」と同杯連覇に向け、意気込みをみせた。
天皇杯準決勝は今月12日に等々力陸上競技場で行われ、川崎は大分トリニータと対戦する。キックオフは午後2時。
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