多摩区近郊で活動するアーティストの発表の場として、1月29日(土)に11回目を迎える「たま音楽祭」。コロナ禍で準備を進めた昨年の第10回は、会場観覧とライブ動画配信を掛け合わせた「リアルとネットのハイブリッド開催」を目指したが、感染拡大により配信のみに。今年、そのリベンジを果たそうと、実行委員会が着々と企画を練り続けてきた。
多摩区総合庁舎を会場にした区の事業で、例年区民有志らが委員を担う。今回は公募8人と、専修大学の課題解決型インターンシップの学生10人が参加。昨年5月からオンラインで会議を重ねてきた。学生企画の一つがリクエスト曲投票。11月、生田緑地で開催された「食の祭典」に出店し、来場者に投票協力を呼びかけると、2日間で約1200票が集まった。SNSを使った広報も意欲的で、動画での出演者紹介も行ってきた。
精鋭アーティスト 13組が出演
今回は、公募で38組の中から選ばれた10組と、実行委員会推薦の3組が出演。推薦では狛江高校と百合丘高校のダンス部が全国レベルの演技を披露するほか、多摩高校出身の歌手・yucat(ユキャット)が2年ぶりに登場する。ステージはユーチューブで生配信し、会場では出演者に向けたメッセージ企画も準備。学生のリーダーを務める阿部霞乃音さん(2年)は、「多種多様な出演者が揃っている。限られた出演枠で精鋭たちのステージを楽しんでもらえたら」と思いを話す。実行委員4年目で学生にアドバイスを送る橋本健さん(55)は、「積極的な活動で、投票も想像以上の大盛況だった。本番に向けて、力を合わせて進めていきましょう」と期待を寄せる。
市民館大ホールと1階アトリウムで午後1時開演。大ホール観覧は要事前申込(1月17日まで)。詳細は「たま音楽祭」で検索。
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